沖縄移住(1)

山形生まれの私が、なぜ沖縄に移住しようと思ったのか...
まず、そこからお話ししたいと思います。

4年ぐらい前の話しです。
沖縄県がIT企業の誘致をしているという記事を何かで見ました。
当時、中国の人件費が高騰し始め、広東省での人材募集に限界を感じ始め、中国北部の大連へ開発部隊を移すことを考え始めましたが、どこの日本の銀行も、海外投資の為の融資はできないと断られ、資金の問題で断念。

そしてその翌年に、沖縄のIT企業誘致の話しを思い出し、沖縄のITエンジニアの給料や人材について、ネットで色々調べました。

そして、2年前、実際に沖縄に行って話を聞いてみようと思い、中国から沖縄県庁の企業誘致課に電話してみました。
非常によく対応してくれたので、早速沖縄に行って、もっと詳しく聞いてみようと思い、初めて沖縄に足を運びます!

当時はLCCのピーチが香港から飛んでいたので、それで那覇空港に移動。
東京まで行くことを考えたら、時間も半分。もちろんLCCなので航空券も安い。
あいにく梅雨入りの那覇に来てしまったので、天気は悪かったですが、それでも初めて沖縄に上陸しました。

翌日、アポを取っていた県庁の企業誘致課の担当の方と対面。
沖縄はどこに力を入れているのか、ITに関していろんなプランを思っている事。また誘致の為の助成金など、色々教えてくれました。
どこの馬の骨かも解らない私に、非常に良心的に接してくださいました。

そこから私の沖縄への期待が高まっていきます!

会社を私がいなくても回るようにしなければならない。

私が沖縄に移住するためには、まずは中国の会社を私がいなくても回るようにしなければなりません。
その為に社長職を私が一番信頼している部下に譲り、私は会長職になります。

一年経って、だいぶ彼ら自身で会社を回せるようになったのですが、その年末、社長が突然中国湖南省に営業所を作りたいと言い出します。
広東省で日系企業だけ相手にしていても、衰退していくだけ!
湖南省の中国企業のお客を増やしていきたい!

色々悩んだ末、私の沖縄移住を一年延ばし、新社長が希望する湖南省長沙市へ営業所を作ることにしました。

実はこの時、たまたま日本のNHKから取材させてくださいというお話しを頂き、沿岸部の都会から内陸へ拠点を移す中国人IT企業経営者というテーマで、2日間NHKの取材を受けました。
しかし、放送されたのは、ほんの2分ぐらい!
私の後ろ姿が2秒ぐらい放送されただけで、あとは新社長へのインタビューだけで終わりました。

その時放送されたシーンのスクリーンショットです。

≪続く≫

沖縄への中国人観光客集客を応援します!