なぜ私はハゲたのか??

私にお会いになった方はもちろんご存じですが・・・(笑)
私は髪の毛も眉毛も無いスキンヘッドです!

もちろん生まれた時から髪の毛が無かったわけではありません(笑)

50過ぎた男が、ハゲだろうが、スキンヘッドだろうが、そこはそんなに問題有るわけではありませんが、眉毛も無いとなると、やはり不思議に思う方も多いし、何より見た目がヤバイな~!って自分でも思います。(笑)

久しぶりに実家に帰り、夕べ母親とこの話しをしたところ、母親がやけに気楽になったようだったので、その話を書きたいと思います。

私が生まれた時は、逆子でへその緒が頭に巻き付いて生まれてきたそうです。
子供の頃は病弱で、よく夜中に病院に担ぎこんだそうです。
そして、小学校5年の時、円形脱毛症になり、髪の毛が抜けました。

円形脱毛症はそれほど珍しい病気ではなく、当時は一学年に一人ぐらいはいたものです。
ただ、母親は、自分が難産だったことで私に障害が起こったのでは?
と、ずっと自分を責めていたようです。

2年ぐらいで円形脱毛症はすっかり治り、その後は何も気にすることなく生活していたのですが、ブラジルに赴任していた26歳頃、コンピュータのプログラミングにハマり、仕事で使うソフトウェアを開発していた時、三ヶ月ぐらいしたら髪の毛が抜けてくるようになりました。


≪ブラジルに赴任したての頃≫

プログラミングでかなり頭脳を使ったので、それがストレスになり、円形脱毛症が再発したのだと思いました。
しかし、ソフトウェアが完成してプログラミングを止めると、抜け毛も治まり、また普通に髪の毛が生えてきました。

その時、自分なりに思ったのは、あまり頭脳を使うと髪の毛が抜けるんだろうな~?
と勝手に思いました。
子供の頃、円形脱毛症の治療の為に通っていた医者からも、あまりストレスの掛からない生活をしてくださいと言われたので、ストレスが原因なのだと思い込んでいました。

27歳の時、4年半務めたブラジル駐在を終え、その後、本社に異動になりました。
その後結婚し、2人の子供にも恵まれました。


≪結婚式の写真≫

しかし、本社勤務を続けていくうちに、出世争い、ねたみや今でいうパワハラなど、ストレスだらけの会社員生活が嫌になり、何度も会社を辞めようと思った時期がありました。

たぶん、35,6歳の頃だったと思います。
その頃から、また抜け毛に悩まされるようになり、いろんな薬や髪の毛が増えて見えるスプレーを使ったりと、結構抜け毛を隠す事を気にするようになり、ますますストレスを感じるようになりました。


≪一番ストレスを抱えてた36歳の頃≫

その後、中国への出向を志願し、中国に渡り、38歳の時に会社を辞め独立しました。

そして40歳の誕生日。
もうハゲを隠す事に疲れ、いっそスキンヘッドにしちゃおうと髪を全部剃り今に至ります。

私は若い頃から松山千春のファンだったので、「千春もスキンヘッドにしたんだから、私もしよう!」と決断しました。(笑)

ただおかしいと思ったのは、年による男性型脱毛症だけでなく、眉毛まで抜けて来ていたので、きっとまた円形脱毛症も併発しているのかも?
とは思いつつも、気にすると又ストレスになるので、スキンヘッドにしたのを機に考えないようにしようと思いました。

幸いにも中国では、頭がハゲている人は、賢いと思われる風習があるので、スキンヘッドは中国人ウケがよかったのです!

スキンヘッドにして10年以上経ち、2,3年前に興味深いテレビを見ました。

アメリカ人の女性が、急に抜け毛になり、しまいには髪の毛が全部抜け落ち、体毛まで抜けてしまったという体験談でした。

医者に相談しても原因が解らず、何年も悩まされた結果、ついに原因が判明!
原因は金属アレルギー!
しかも、歯のかぶせモノが原因だったというのです。

金属の歯のかぶせモノを全てセラミック製に変えたら、なんと髪の毛が生えてきて、すっかり元通りになったという体験でした。

その時私も思ったのです。。。

私はブラジル駐在時代、ブラジルで歯医者に行くのが嫌で、ずっと歯の治療を我慢してきました。
そして、駐在を終え日本に帰り、結婚して生活が落ち着き始めたころ、ようやく歯の治療を始めました。

毎週週末に歯医者に行き、約一年掛けて、全ての虫歯を治療しました。

今思えば、その頃からちょっと体に異変が起こっていました。

まず最初は、ずっとネックレスを愛用していたのに、首の周りがかぶれるようになりました。
それからネックレスもブレスレットも身に着けないようになりました。

そして、香港に出張に行った時、つい遊び心で偽物の腕時計を買ったのですが、その時計をはめると、腕がかぶれて来たのです。
その時は、偽物時計のベルトのメッキの品質が悪いのだろうと思い、その後は、金属ベルトの時計をせず、皮ベルトの腕時計を使うようにしました。

つまり、恐らくその頃、私は金属アレルギーになっていたのかもしれません。

歯の治療をし、金属のかぶせモノをしてから金属アレルギーになってしまったような気がするのです。

もちろん、私がハゲてきた原因には、年による男性型脱毛症、ストレスによる円形脱毛症の再発など、いろんな原因が複合してたのかも知れませんが、金属アレルギーのそのアメリカ人女性の体験を重ね合わせると、私にもしっくり当てはまるように思えたのです。

まぁ、そうはいっても、既に10年以上スキンヘッドで生きてきているし、今更お金を掛けて、金属の歯のかぶせモノをセラミック製に変えるなど、そんなことまでしようとは思いません。
なので、特に何もせず、そのまま今に至ります。

夕べ母親と何かの話しをしているときに、ふとその事を思い出し、もしかしたら金属アレルギーで髪の毛が抜けたのかもしれないと話をすると・・・

急に母親が安心したような表情を見せ、「そう~か~!そうかもね!きっとそうだよ!」と、何度も言う様になりました。

その時私は感じました。

母親は、ずっと難産のせいで私が円形脱毛症を発症したと思い込み、私が子供の頃からずっと自分を責めていたのだと感じました。

そして、金属アレルギーの可能性があると解った時、きっとホッとしたのだと思いました。

今更髪の毛が欲しいとは思いません(笑)

ただ、母親がやっとホッとしたのだと思うと、もっと早くに話て置けばよかったと思いました。

そして、私の周りの方々も、仲の良い何人かの友人には、こういう話しをしたことがありますが、ほとんどの方は私の”ハゲ”の話題に触れないようにしてくれているのだろうと思い、ブログに書いておこうと思いました。

面と向かって私の容姿については聞き辛いとは思いますが、このブログを読んで頂ければ、遠慮なく私と”ハゲ”の話題を話せると思ったからです!(笑)

本人気にしていませんので、今後はお気軽に”ハゲ”の話題をしてください!^^


そして今の私・・・^^

怖くて声かけられないってか?(笑)