第8回【私が見て来た”仕事ができる”人】アルバイト編

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2月も残すところ、あと1週間となりました。
今年は全国的に寒い冬になりましたが、ここ沖縄も寒いです!!
特に今朝は寒くて、ストーブ2台点けました。

私の実家山形でも大雪の様です。
日本海側の庄内地方では、風が強いのであまり雪が積もることはないのですが、今年はもの凄い積雪量のようです。

実家に一人暮らししている母親から、毎日雪の写真が送られて来ます。
「お前も帰ってきて雪かき手伝え!」と言わんばかりに…笑

春までもう少し!
皆さんも体調壊さないようにご自愛ください。

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多くの方に読んで頂けたらありがたいです。

今回のテーマは、特に若い人に読んで欲しい内容です。
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第2章【私が見て来た”仕事ができる”人】
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から、
【テキパキ動く、お客から見ても気持ちいアルバイト】

というタイトルで、あるアルバイト学生さんを主人公に、私が昔ファミレスでアルバイトしていた時の経験を重ね合わせて、アルバイト生を見れば、そこの店長やオーナーの姿が見えてくる。

客目線でアルバイトの働きぶりを見ていると、そこから「仕事ができる」リーダー像が見えてくるというお話しをさせて頂こうと思います。

実は私、大のラーメン好きで、お昼は毎日ラーメン食っても飽きないタイプです。

中国でもフランチャイズで、ラーメンを売りにした日本料理店を手掛けた事もあるほどです。

沖縄に移住して4年になりますが、残念ながら沖縄そばは私には合わず、ずっといろんなラーメン屋を食べ歩きしていました。

で、去年、やっと私に合ったラーメン店を探し出し、今では週4ぐらいのペースでそこでお昼をとっています。

そこに日曜日だけアルバイトで出勤する、女子高生がいます。
腕も細くて小さくて、ラーメン3杯ぐらいお盆で運ぶ姿を見ると、「おいおい大丈夫か?そんなに持てるか?」と心配になるぐらいです。

ところがその子、めちゃくちゃ仕事ができるんです!

他にもガッチリした体系の男性のアルバイト学生もいます。
年上のパートのおばちゃんもいます。

でも、その女子高生、忙しくなると、「誰誰さん、あそこ行って!」「誰誰さんはレジお願いします!」「誰誰さん洗い場お願いします!」って感じで、ホール仕切るんですよ!!

たぶん、お店の中では一番若いと思うけど、先輩の学生やパートのおばさんにまで指示するんです。

そしてもちろん彼女自身も、テキパキ動きます!
ホント見ていてこっちが気持ち良くなるほど手際が良いんです。

去年の秋頃ですかね?
新顔のおっさんが働いていました。誰だ~?と思ってたら、パートのおばちゃんが、「齋藤さん、この人うちのオーナーです」って、初めてオーナーを紹介してもらいました。

未だ40代ぐらいだと思いますが、全然偉そうにしてなくて、むしろ普通の店員さんかと思うぐらい腰の低い人でした。

そして暫らくそのオーナーさんの働きぶりを見ていて感じたのは、やはりテキパキしていて、オーナーが率先して接客している。
オーナーなのに、下げ物も洗い場も全部こなす!

その時思いました。
あのアルバイトの女子高生は、このオーナーの働き方を見て、自分で仕事を習得したんだと。。。

この女子高生も、ここで1年以上アルバイトしていると言っていたので、年齢的に考えて、仕事を覚えたのはきっとこのお店で覚えたんでしょう。

このオーナーの背中を見て覚えたんだと思います。

実は私も学生の頃、週末はファミレスでバイトをしていました。

最初は洗い場から、そして仕込みの手伝いを得て、デザート担当とホールもさせてもらいました。

元々デザート担当は、店長の仕事でしたが、洗い場から店長を見ていると
「かっこいいな~」「仕事できるな~」と憧れたもんです。

すると店長から、「お前デザートやってみるか?俺ホールやるから」と言われ、店長の場所に立たせてもらい、デザート作りをしました。

さすがに店長の立つ場所です!
調理場も一望できるし、ホールも見えます。

そこから見るホールでテキパキ働く店長も、凄くかっこよく見えました。

すると今度は「お前、ホールやってみるか?」と店長に言われたんです!

ホールには、高校中退した元ヤンの女の子とおばさんが居ました。
その元ヤンの女の子もテキパキ動くウェイトレスでした。

私は今度はその女の子からホールの仕事を教えてもらい、ホールと調理場の二刀流を学びました。

ラーメン屋の話しに戻しますが、この女子高生とオーナーとの関係が私がバイトしてた時に店長の仕事ぶりを「カッコいい!」と思って自分からマネして習得した時の事とかぶるんです。

何を言いたいのかというと・・・
「仕事ができる人」は、他の「仕事ができる人」から、仕事を教えてもらうのではなく、「盗む」んです!

ここでは飲食店を例に挙げて話していますが、これは飲食に限らず、会社でも、スポーツでも、何に当てはめても言える事です。

私の中国の会社の中国人社長も、日本語もできないくせに、私が営業行く度に何度も連れまわしました。

連れまわしているうちに、言葉は解らなくても、私がどうやってお客と接しているか。どう交渉に持ち込んでいくのかを体で覚えさせました。

そして、社長にしてあげました。

つまり、仕事ができる上司から、「仕事を盗もう」とする人は、必ず自分も仕事ができる人になる!

逆に言えば、仕事ができない経営者の元で仕事を続けていても、何も得るものはない。
という事です。

私がファミレスでバイトしてた時、「デザートやれ」「ホールやれ」と声を掛けてくれた店長は、きっと私に期待したから色々覚えさせようと思ったのだと思います。

同じように、私が今の中国の社長を連れまわしたのも、「コイツに将来社長職を譲る」と私が期待したからです。

ちなみにこの女子高生は、将来看護師になりたいそうです。
きっとテキパキ動く良い看護師になる事でしょう。

そして、患者さんからも「ありがとう」って言ってもらえる様な慕われる「仕事ができる看護師さん」になるんだろうと思います。
頑張って欲しいです!

さて、次回ですが、「中国の経済発展」について、ちょっと小難しい話しを番外編として紹介したいと思います。

実は今、ベトナムにシステム導入する案件に関わっています。
そこでベトナムの免税貿易の仕組みを勉強しました。
そしたらそれは、中国の免税貿易をそのままパクってる仕組みだという事に気付きました。

私は以前、ブラジルで仕事をしてた事があります。
中国に住み始めて、中国の経済発展をこの目で見てきた私は、中国経済の仕組みの多くは、ブラジルで作られた仕組みをうまく取り入れているという事に気付きました。

という事で。。。
次回は、ブラジルと中国、中国とベトナムの関係について、まとめてみたいと思います。

経済や国際情勢に興味がある方は、是非ご覧になってください。
興味の無い方はスルーしてもらって結構です(笑)

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ではまた次回お楽しみに!よろしくお願いします。

2022年2月21日