iPhone X を買ってがっかりしてる事

12月22日、香港のApple StoerでiPhone X を並んで買いました!

iPhone Xの便利なところを書いているサイトは多いので、私はあえて、がっかりしてるというか、残念だな~と思ってる感想を載せたいと思います。

なんと言っても「重い!」

これまで使っていたモデルは、iPhone 6.
基本的にケースを着けると重くなるので、私はケースではなく、保護シールを本体裏面に貼って使っていました。

iPhone 6の重量は、129g
iPhone Xの重量は、174g

およそ50gも重くなりました。
このぐらいの重量があると、落とした時の衝撃も更に大きくなるので、さすがに両面ガラスのiPhone Xをケース無しで持ち運ぶ勇気はありません。
結局ケースを装着すると、おおよそ200gを毎日持ち運ぶ事になり、結構重く感じます。

画面表示の拡大機能が無くなった!

iPhone 6から導入された、画面表示を「標準/拡大」で切り替える機能が、iPhone Xでは採用されませんでした。

文字サイズを変えることはできますが、Dynamic Type機能に対応していないアプリでは反映しません。
よく使うWeChatやWhatsAppでは、アプリ自体に文字サイズ変更の機能があるので良いのですが、Yahoo!ニュースアプリや、Evernote、よく使うZaimなどは、標準サイズのフォントで表示されるので、老眼がキツイ私には、かなりイライラします!

このことは買ってから解ったことなので、非常に残念に思っています。

Face IDに代わったことで、いちいちiPhoneを持たなければならない!

iPhone 5sから採用された Touch ID。
指紋認識は非常に画期的だったのですが、汗や水で指が濡れていると反応しません。

夏は30℃を超える中国南部に住んでいる私は、汗でTouch IDが反応しない事が度々あり、いつもイライラしてました。

これがiPhone 8ではなく、iPhone Xを選択した大きな理由なのですが、新しく採用されたFace IDには、とても満足していました。

しかし・・・

問題は、寝転んでテレビを見てる時です。。。
Touch IDなら、寝転んでいても指をセンサーに当てるだけでロック解除します。
寝転んでても、友達から来たメッセージなどを、iPhoneを手に取ることなくチェックできます。

しかしiPhone Xではこれができません!
重量の重いiPhone Xを、わざわざ手に取って顔をかざすのが億劫なのです。

大画面ゆえに片手操作が辛い!

iPhone 5sからiPhone 6に買い替えたときも、画面が大きくなった分、片手操作がキツイな~とは思いましたが、男性の手のひらの大きさなら、なんとかカバーできる範囲でした。

更に画面が縦長になったiPhone Xでは、ほぼ確実に片手操作は困難になりました。

iPhone Xからホームボタンが無くなり、下からスワイプして画面を閉じたりするようになりましたが、片手でささえていると、親指をホームボタンより下にもってきてスワイプする為、親指を曲げる範囲が広くなり、本体を落としそうになります。

なので、本体中心より少し下の方を持つようになりましたが、すると今度は、画面左上まで指が届きません!
この時に片手で軽く持ち替えようとすると、iPhone Xを落としそうになります。

できればケースを着けず持ち歩きたいのですが、落としそうになる事が多いので、ケースは今のところ必須なわけです。

画面を下げる機能が使いづらい!

iPhone 6から採用された機能で、画面左上に指が届かない時に、ホームボタンをダブルタップして、画面を下げる機能がありましたが、iPhone Xではこれが、画面下側を下にスワイプする方法になりました。

しかも、デフォルトではこの機能(簡易アクセス)がONになっているので、一般→アクセシビリティから設定をONに切り替えて使います。

これがなかなか使い辛い!!

一度でうまくいく時はいいのですが、何度やっても画面が下がってこないことがあり、しかもその時の親指の位置は、本体から下方向に離れているので、ここでもバランスが崩れると落としそうになります。

また、何度かやっているうちに、親指が攣りそうになりますよ!

ミラーリング時にフル画面でテレビに表示されない!

Apple TVを利用して、iPhoneのミラーリングで動画をテレビに映して見ているのですが、これまでのiPhoneは、画面解像度を16:9に合わせてあるので、フル画面で表示されました。

しかし、2,436 x 1,125という、なんとも変な比率になっていて、16:9よりも縦長なので、iPhone Xで見ると、左右に黒帯ができます。
この状態で、Apple TVにミラーリングすると、テレビ横枠いっぱいをiPhone Xの画面(iPhoneを横にした状態の横)全体を表示しようとするので、テレビ上では、上下に黒帯が出ます。

つまり、テレビに映すと、4:3の画像を16:9の画面で見たときのよに、テレビの左右が黒いうえに、上下にも黒い帯が出るので、まるでハイビジョンが出る前のワイド画面の映像を見てるようです!

これはちょっと何とかしてほしいなぁ~!
第五世代 Apple TVでは対応できてるのでしょうか。。。?

バッテリー残量が瞬時に確認できない!

最後に、これは小さな問題ですが、画面上に表示されるバッテリー残量(%表示)が表示されなくなりました。

画面右上から下にスワイプし、コントロールセンターを表示させれば%表示で表示されますが、つまりツーアクションを取らなければなりません。

しかも、コントロールセンターをは、スケルトンのバックに白で表示されるので、白っぽいアプリを立ち上げていると、白に白で非常に見にくい!

せっかくこれだけ大きな画面なんだから、真ん中にドカンと大きな字で表示してくれても良さそうなにな~と、残念に思えてきます。